コンサルでデータサイエンティスト

仕事でPythonを書いてます。機械学習、Webマーケティングに興味があります。趣味は旅です。

【AWS ソリューションアーキテクト試験用まとめ】Amazon EC2

はじめに

AWS 認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル(SAP)試験の勉強に向けた頭の整理として、以下の内容について用語レベルでまとめていきます。
勉強の進捗に合わせて記事の内容をアップデートする場合があります。

※この項目分類については、UdemyのUltimate AWS Certified Solutions Architect Professional 2020コースを参考にしています。

f:id:hktech:20201206010537p:plain

Amazon EC2とは

  • Elastic Compute Cloudの略
  • AWSの仮想サーバ構築サービス

EC2のインスタンスタイプ

  • R: RAMを多用するアプリケーションで活用。インメモリ処理の多いEMRのコアノードなどで使用
  • C:高機能CPUを活用するアプリケーションにて利用。
  • M:汎用的なアプリケーションにて使用。ウェブアプリなど
  • I:I/O処理が多いアプリケーションにて活用。データベースなど
  • G:GPUを活用するアプリケーションにて活用。ディープラーニングなど
  • T2/T3:バースト可能なインスタンス
  • T2/T3 unlimited: バースト上限がないインスタンス

EC2プレイスメントグループ

インスタンスをグループ化する仕組み。プレイスメント戦略として3つある。

インスタンスをプレイスメントグループに適用・解除する場合、先にインスタンスを停止してからCLIでの操作が必要となる。

EC2インスタンス起動タイプ

  • オンデマンドインスタンス:信頼性が高いが、高価
  • スポットインスタンス:安いがオンデマンドインスタンスのリソースが優先されるため、落ちる可能性あり
  • リザーブインスタンス:長期で契約することで割引がある。時間や期間指定での契約も可能 
  • Dedicated Instances: ハードウェアを占有する
  • Dedicated Hosts: 物理サーバごと占有可能。CPUレベルの制御やライセンス固定などが可能な点以外はDedicated Instancesと同等

EC2 メトリック

  • CPU:CPU使用
  • ネットワーク:ネットワークI/O
  • ステータスチェック:VMの状態を示すインスタンス状態とハードウェアの状態を示すシステム状態がある
  • ディスク:ディスクの読み書き(インスタンスストアがあるEC2のみ)

※RAMはメトリックに含まれない。

EC2インスタンスリカバリ

スポットインスタンス

  • スポットインスタンスはオンデマンドインスタンスに比べて最大で90%の割引が適用される
  • 最大スポット価格を指定することで、スポット価格が高い場合はインスタンスを停止するなどの処理が可能
  • データ分析や失敗が許容されるバッチジョブなどで活用

スポットブロック

  • スポットブロックとは、スポットインスタンスのリクエスト時に1-6時間の使用予定期間を指定し、落札に成功すれば指定した時間内はターミネートされず、落札価格が維持される仕組み。

スポットフリート

  • スポットフリートとは、スポットインスタンス(オンデマンドインスタンスもオプションで追加可)のコレクションであり、上限金額の中で指定した容量ターゲットを満たすようなインスタンス数を維持する仕組み。
  • 複数のインスタンスタイプを同居させることが可能。
  • EC2, オートスケーリンググループ、ECS、AWS Batchに対応